僕が英語の教師なら生徒に聞かせたい洋楽ソング

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高校時代に英語の先生が授業の一環として沢山の素晴らしい洋楽を聞かせてくれました。
大学一回生までは、英語の教師になることを志していたため、自分が英語の教師ならどうやって英語を教えようかと空想に耽ってしまうこともしばしばでした。
それから、10年近くの歳月が過ぎて全く別の職業に就くことになりましたが、流れた歳月の分だけ沢山の素晴らしい洋楽にも出会えましたので、現在自分が英語教師ならどんな曲を学生に聞かせたいか、今一度、空想の世界に身を寄せたいと思います。

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学生に聞かせたい洋楽ソング

今回選定した曲の基準は基本的に以下の通りです。

  • 気分が明るくなるポジティブな曲
  • 英語の発音が聞き取りやすい
  • いつの時代も色あせない(であろう)曲
  • Good Day/DNC

    2017年1月に追記した曲になります


    2016年にデビューしたバンド、DNCE(読み方はディーエヌシー)平日は朝起きてから、会社に着くまでTOKYO FMの「中西哲夫のクロノス」という番組を聞いているのですが、そこで流れた曲で、一気に好きになりました。「Today is gonna be a good day(今日はいい日になるさ)」というサビの歌詞が朝の憂鬱な通勤時間を忘れさせてくれました。

    学校で生徒に聞いてもらうのであれば、1時間目の授業にかけるのにはもってこいの一枚です。今日はいいに日になるっていう、ひねりのない歌詞ですが、それゆえに心に響きます。今日はいいに日なるって僕たちは信じて、今日という日を生きていく必要があり、その手助けをしてくれるナイスな歌です。

    Good Day
    DNCE
    2016/11/18 ¥250

    Shine On/JET


    JETといえば、昔iPodのCMで使用された「Are You Gonna Be My Girl?」のように弾けた曲をイメージする人も多いと
    思いますが、「Shine On」のようにとても優しい曲も彼らの歌にはあります。
    この曲は死別して分かれることになっても、その人は空から星となり輝きながらこの世に生きる人たちを見守ってくれている
    ということを歌ってくれています。優しく、「大丈夫だよ、君は負けないよ」と言いながら見守ってくれています。

    Shine On
    JET
    2006/09/29 ¥250

    Free/Valensia & Valentine


    ValensiaとValentineというミュージシャンが共同でリリースしたアルバム「V」の中の1曲です。この曲を聞いてもらえばわかると思いますが、完全にQuennのぱくりっぽい曲ですが、このアルバム自体がQuennやビートルズのオマージュのような作品であり、敢えて似たような曲が多くありますが、この曲「Free」はその中でも一番好きな曲です。「Gonna be free!(僕は自由になるんだ!)」というフレーズが10代の子供たちには心に響くのではないかと思い選曲しました。

    V
    V

    posted with amazlet at 14.07.06
    ヴァレンシア/ヴァレンタイン バレンシア バレンタイン
    ポリドール (1999-06-30)
    売り上げランキング: 230,890

    WHATEVER/OASIS


    この曲も「自由」つながりですが、「お前は自由だ!望むものなら、なんにだってなれるんだ!」と力強く歌ってくれています。大人になった今でもこの曲を聞いて励まされます。「何にでもなれるのなら、とりあえず会社辞めてミュージシャンになろう」とかこの曲を聞きながら逃避行的な妄想に耽ることもありますが、気合で仕事を辞めずにとどまっています。
    しかし、この曲、リリース日が1994年。20年前の歌だなんて信じられないです。20年前にロックにストリングスを融合するような曲を作れるなんてやっぱりOASISは凄かったんだな。

    Whatever
    オアシス
    2010/10/06 ¥200

    My Eyes/Travis


    「優しい!なんだこの優しく子供を諭すような歌い方は!」というがこの曲を聞いた時の第1印象でした。全編通して本当に優しく、耳にも心にもすんなりと馴染み、聞くだけで心が洗われるような気分になれる一曲です。

    My Eyes
    Travis
    2007/05/07 ¥250

    Minority/Green Day


    「大衆や権威に媚びるな!少数派でいろ!」という歌。学生の頃は単純に権威や大衆的なものが悪で、少数派(Minority)が善なるものだなんて思っていた時があり、よく聞いていました。
    大人になった今は大衆や権威に迎合するところは迎合して、それでも自分らしくいる方法はなんだろうと常に自問自答しています。この曲を、学生に聞かせたいと思ったけど、歌詞でF☆CKって言ってるから学生に聞かせられないな。

    Minority
    Green Day
    2009/12/22 ¥200

    Piano Man/Billy Joel


    不朽の名曲とは正にこのような曲をいうのでしょう。実際、私も高校生の時に英語の先生にこの曲を聞かせてもらって一瞬で好きになりました。名曲中の名曲です。今でもよく聞きます。ピアノが流れるバーに集まる人々。生きてきた年月のぶんだけまとわりつくようになってしまったしがらみの数々。過去を懐かしみながらも、今宵は酒とピアノですべて忘れさせてくれないかと祈る人々。そんな、客たちの中ある青年はこう言います。

    He says “Bill, I believe this is killing me.”
    彼は「もう、うんざりなんだよ。」と言った。
    As the smile ran away from his face.
    その顔から笑顔は消えていた。
    “well I’m sure that I could be a movie star if I Could get out of this place.”
    僕はここから出たらムービースターにきっとなるんだ!

    Piano Man/Billy Joel

    いつもこの歌詞の部分で泣きそうになります。そして自分はちゃんと夢や理想を追い続けているんだろうかと不安になります。

    Piano Man
    ビリー・ジョエル
    1985/09/02 ¥200

    ということで、8曲ほどあげみましたが、どれも良い曲ばかりです。
    もし、学校の先生がこのブログを見ていたらぜひ学生に聞かせてあげてくれたらと願います。

    photo credit: pasotraspaso via photopin cc

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