音楽ライブに行く楽しさとは何だろうか~BUMP OF CHICKENのライブで感じた事~

ロック

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BUMP OF CHICKENのライブに行って感じた事

昨日、BUMP OF CHICKENのスタジアムツアー2016 BFLYに行ってきました。会場が日産スタジアム。日本で一番大きいスタジアムということで、実に7万人ものオーディエンスが参加したらしいです。会場の最寄り駅の1つである小机から日産スタジアムまでは7分とスタジアムの公式ページには書いていたのにも関わらず、人が多すぎて約30分かかりました。電車の中もギュウギュウ詰めで行くだけで疲れてしまいましたが、ライブは、そんな疲れも一気に吹き飛ばす大変素晴らしいライブでした。4回もライブ中に泣いてしまいました。今まで一番泣いたライブだと思います。

これから、日産スタジアムで行われるライブに参加する人は以下の点に注意したほうがいいです。

  • トイレは、最寄り駅の前の乗り換えの駅などがあれば、そこですませておくこと。
  • ドリンクも同様に会場でも売ってるけど、人が多すぎてかなりの時間並ぶことになるので事前に最寄りの駅以外で買っておくこと。
  • 物販がほしければ、かなり並ぶのを覚悟しておくこと。
  • アリーナ席は直に日光が当たるので、帽子やでかめのタオルがあった方がよい。


photo credit: Ghost @ Roskilde 2016 via photopin (license)

音楽はタイムマシン

自分が苦しい時期に聞いてた音楽っていうのは、その時の自分の感情や記憶を鮮明に思い出させてくれます。苦しい時期だけに限った話ではないのですが、音楽ってのは、ある種タイムマシンみたいなもので、その曲をよく聞いていた当時の記憶に自分を連れて行ってくれます。特にライブで生の音を聞くと、ライブの演出と周りのオーディエンスとの歓声も相まってか、より鮮明に当時の記憶を呼び起こしてくれます。

昨日のBUMPのライブで言えば、学生時代に聞いていた曲が何曲か披露されたのですが、当時あまりなじめず、すごい人たちにばかり囲まれて劣等感の塊だった高校時代の思い出や、それでも負けないように気合を入れるためにBUMPの曲を聞きながら高校へ向かう通学路などが鮮明に思い出され、不覚にも涙してしまいました。

そんな時代を経て、昔の自分を助けてくれた音楽を生で聞ける。それは本当にライブの醍醐味です。ライブは、僕たちを過去に連れて行ってくれる唯一の人間に許された過去へ戻る方法です。

ライブの時々の演奏によって歌詞が変わる

ライブでの演奏っていうのは、CD盤と違って、歌詞が微妙に変わる時があります。ライブを演奏しているときのミュージシャンの正に今現在の気持ちが歌われているし、歌詞を変えて歌う部分っていうのはボーカルの気持ちが込められていて、それを聞いた瞬間は得をした気分になりますし、ミュージシャンの熱い気持ちに触れたような気がして、心が震える感覚に襲われます。それはとても気持ちのいい瞬間です。
昨日のライブで印象的だったのは「SUPERNOVA」という曲です。

誰の存在だって 世界には取るに足らないけど
誰かの世界は それがあって 造られる

BUMP OF CHIKEN
「SUPERNOVA」より

昨日のライブでは以下のように歌詞が変わっていた↓

誰の存在だって 世界には取るに足らないけど
君がいたから 僕の世界は 守られた

BUMP OF CHICKEN
「SUPERNOVA」スタジアムツアーBFLY 7/16より

この「SUPERNOVA」は他の箇所も歌詞が素晴らしく1フレーズずつ、心に染み入るように聞いてました。特に上記の歌詞が一番好きなんですが、
昨日の変えた歌詞も素晴らしく、自分にとっての「君」は誰なんだろうって考えていたら、涙しながら聞いていました。この曲が昨日聞いた中では一番泣きました。

supernova
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新曲がいち早く聞ける

ライブでは新曲を聞ける可能性が高いです。昨日のライブでも新曲「アリア」が演奏されました。最近のBUMPの曲はEDM調の電子音が混じった曲が結構目立っていたのですが、新曲は原点回帰のような曲で早くCDでも聞いてみたくなりました。昨日の最後のMCでボーカルの藤原が言っていました。早く新曲を聞いてほしかった。曲はみんなに聞いてもらうことによって初めて生まれたことになると。
ライブをやるミュージシャン側にとっては初めて聞いてもらう曲なのでオーディエンスの反応とかも気になると思います。またオーディエンス側も初めて聞くので、どうやってのればいいのかわからず若干戸惑ったりしますが、その中でも聞こえた音や歌詞を必死で覚えようとします。それが味わえるのはライブならではです。これもライブの醍醐味といえるでしょう。

アリア
BUMP OF CHICKEN
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そういえば、去年参加したロッキンジャパンフェスでBase Ball Bearというバンドが3曲連続で新曲を演奏した際は、かなりファンが戸惑っていたのがはたからみてもわかり印象的でした。3曲連続で新曲をやるなんて攻めすぎです。

その他にも、好きなミュージシャンがいればタオルやシャツなどの物販が買えたり(物販自体の興味は年を取るたびに薄れてきましたが・・)
同じミュージシャンを好きな人たちが集まっているという、オーディエンス通しの一体感を感じたり、ライブは本当に楽しいです。気持ちいです。過去へ戻してくれるタイムマシンの要素があるとも書きましたが、ライブを見終わった後は、

明日からも頑張って生きよう!

と、明日への活力を与えてくれます。これだからライブは辞めれません。
ライブに行きたいけど、ちょっと迷っているっていう人は、最初は緊張するかもしれませんが、ぜひ好きなミュージシャンのライブに行ってみてください。

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