33歳になったばかりなのにフルボッコされたお話

暮らし

もう8月も終わりですね。

なんだか夏の終わりはさみしい気分になりますね。東京はずっと雨だったから、あまり夏のような気分も味わえませんでしたし・・・

そんな日本の夏ですが、先日(8/25)に33歳になりました。年を1つ重ねるたびに今年は頑張ろうっと心を新たにして、やる気を出そうと思ったのですが、33歳になって3日目にしてボコボコにボコられました。この年になってボコられるなんて思ってもみなかった。

もうね、本当に放心状態ですね、ボコられると。

僕をフルボッコにしたやつ【午前編】

8月28日、その日は自分にとっては平日でしたが、終日研修で秋葉原にいました。33歳になったばかりの僕は、やる気に満ち溢れていたものの、少しの不安をその日は抱えていました。その日の研修は終日英語の研修だったからです。会社で計5回の指定型の英語研修に参加するように選ばれ、8月初旬に行われた1回目の研修は終日英語で行われ、相当疲れてしまったことが若干のトラウマになっていました。

また、前日の8月27日にかなり勉強したのにも関わらず、落ちてしまったIT試験。その勉強でも相当脳みそを酷使したことも尾を引いていたのか、脳みそがシャットダウン状態で頭がさえない感じで、秋葉原に向かいました。

そんな状態で研修会場につき、1回目の研修で配布された研修資料に目を通していました。1回目の研修の際は事前課題があり、それをこなすのにも時間がかかりました。2回目の研修では、特に用意することがないと思っていたのですが、念のため、同じ研修を受ける受講生に確認してみると、読んでくるように指示されていた文章がありました。

マジか、マジかよ!と思いながらも、まだ、研修が始まるまで少し時間があるので、早速文章を読み始めることに。

が、しかし!

全く、文章が読めない。もう、完全に脳みそが英語を読むことを拒否ってる。なんだよ、「ハーバード流ビジネスケーススタディ」って!
頑張って読もうとしても、マジで英語が難し過ぎる。

再度、冷静になって読み進めようとしても、分からない単語のオンパレードで、僕の心は折れました。

そこで、悪魔の囁き、「もう、諦めちゃえよ!」に何の躊躇もなく従った僕。幸い、午前中はその「ハーバード流ビジネスケーススタディ」は使わなかったので、なんとか研修をこなすことができました。

僕をフルボッコにしたやつ【お昼休み編】

とにかく、なんとか午前の英語研修は乗り切れたので、ダッシュでお昼ご飯を食べて、午後からの研修に備えようと思いました。KFCでハンバーガセットを食べ終えた僕は、すぐに研修会場に戻り、僕の心をボキボキに折った「ハーバード流ビジネスケーススタディ」に目を通すことに。

が、しかし、KFCでハンバーガ+骨なしフライドチキンまで食べてしまった僕のお腹は良い感じに満たされており、その結果、すさまじい睡魔に襲われてしまいました。でも、でも、でも、この「ハーバード流ビジネスケーススタディ」の文章を読まないとと、睡魔にあらがう僕に、再度悪魔の囁き、「読まなくても何とかなるよ。」

33歳になって、やる気に満ち溢れていたはずの僕は、またしても簡単に、悪魔の囁きに従いました。

そして、午後の研修が始まりました。

僕をフルボッコにしたやつ【午後編】

午後になると、すぐに4人のチームを組まされました。「ハーバード流ビジネスケーススタディ」に対する4つの質問がスクリーンに映し出され、その質問に対してチームでディスカッションすることに、一人目の人が、喋りだします(もちろん英語で)。2人目の人も喋り出します。3人目の人も話し出します。徐々にディスカッションが盛り上がります。喋っていないのは、僕だけ。ウンウンと知っているていで、うなずくものの、文章を読んでいない僕は、何のこっちゃ?状態。

さすがに、やばいと思った僕。通常よりも1.5倍の集中力で、頑張って、その英語の文章を読み進めるも、やはり難しくてなかなか読み進めることができず、そうやっている間にもディスカッションが進みます。

音楽フェスなどで、自分のお気に入りのバンドが出る前から、会場前方の場所を死守して、お気に入りのバンド以外が出演している時は、一切音楽を聴かない迷惑な人たちのことを「地蔵」などと揶揄したりします。音楽にのったりするでもなく、お地蔵さんのようにじっとそこに突っ立ていることを悪くいった表現だと思いますが、8月28日の午後からの僕はまさに「地蔵」状態。

ディスカッションに参加するわけでもなく、何も言葉を発せず、じっと座っているだけのお地蔵さん
もう、僕の心は完全にフルボッコ状態でした。そんな中、僕は過去の自分を思い出していました。

そう、僕が思い出していたのは高校時代の英語の授業でした。僕が通っていた高校は英語に力を入れており、ネイティブスピーカーの先生も3人おり、彼らだけで行う授業も沢山ありました。当時の僕は今よりも全く英語できませんでした。ネイティブスピーカーの先生が、英語で冗談を言って、教室中に笑いが響き渡る中、その先生が言った冗談が全く聞き取れなかったにも関わらず、英語を聞き取れなかったことをばれないように、他の生徒と同じように笑ったふりをしていた自分。あの時の屈辱感と敗北感。

僕は、そんなことを地蔵になりながら思い出していました。そして、地蔵のまま午後の研修が終わりました。

地蔵の僕は、そのまま、前の部署でお世話になったお客さんとの飲み会があったので、飲み会に参加することに。さっきまではお地蔵さんのように突っ立ていただけなのに、飲み会では喋る喋る。

そんな、自分自身のギャップに僕は苛ついていました。久々に自分に腹が立ちました。33歳にもなって、こんなに英語にボコボコにされるとは思いませんでした。その英語の研修の一環で、毎日25分間オンライン英会話を受けれることになっているので、頑張ってオンライン英会話を受けようと誓いました。そして、何よりも自分はreadingが苦手だと再認識させられました。どんな文章でも読めるように沢山、英語の文章を読んでやろうと思います。

33歳になったばかりなのに、地蔵になんかなってられるかよ!!!!!

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