新年最初の3連休だったのにも関わらず、親知らずの虫歯で大変な目にあいました。
その時の体験をブログに残すことにより、多くの潜在的に親知らずで困るであろう方の助けになればと思います。
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歯の痛みは突然やってくる
連休1日目に若干右の奥歯が痛みを感じたものの、その日は我慢できるレベルなので気にせずいました。
連休2日目、午後まで歯の痛みはありませんでした。夕方にマッサージ屋でマッサージをしてもらっている時に、また奥歯が痛み始めました。それでも我慢できるレベルなので、そのまま家に帰りお風呂にはいりました。お風呂から上がったあと、明らかに歯が痛い、奥歯が痛すぎる。マッサージとお風呂のコンボで血行が良くなりすぎたせいか奥歯の痛みが激しさをまし、その後も痛みはますばかり。
もう、早く寝ようとベッドに入りましたが、とにかく奥歯が痛すぎる。奥歯に意識が集中しているせいか、顔が熱く、右の頬が腫れたような感覚になり、頭まで痛くなってきました。「痛ぇー!!!」とその夜は10回ほど家で叫んでしまいました。救急車呼ぼうかどうか真剣に考えたのですが、歯が痛いって伝えて救急車が来てくれるかと疑問がよぎり、また、歯の痛みで救急車呼ぶことに気が引けてしまったので、その夜は4時間ほど痛みと格闘し、何とか痛みが引き始め、眠ることができました。
連休3日目、保健所で診察してくれることが分かったので、診察して貰いました。右上の親知らずが虫歯になっているとのこと。下の奥歯も痛かったのですが、神経は繋がっており、上の親知らずの虫歯で、下の歯が痛むこともあるみたいです。保健所はあくまで、簡単な診察程度なので、早く歯科に行くように言われその日は痛み止めを処方して貰い帰りました。
歯医者での治療
それから3日後、歯医者に行き診断してもらいました。何度も歯医者に通うのは時間もないため、すぐ抜いて欲しいと考えていたのですが、先生の方から「今から抜いちゃっていいですか。早ければ3秒程度です。」と提案されました。
自分の場合は上の歯の親知らずで、比較的簡単に抜くこともでき腫れたり痛みも少ないということで当日抜歯が可能とのこと。抜く前に麻酔をし、少し時間が経ってから、麻酔が効いているかどうか確かめてから実際の抜歯を実施という手順。ただ、麻酔は奥歯だと効くのに時間がかかるらしく、ちょっと痛いかもしれないですけど試してみますかと、抜歯が始まりました。
先生「痛かったら、手あげてくださいね。」
自分「あい。」(口が開いてるので上手く返事ができない)
先生「よし、これもう抜けるな。」
3回ほど器具で歯を引っ張られる。
先生「あと、少し」
歯の根っこがグリグリなって、自分でももうすぐ抜けそうだとわかる。
先生「よし、抜けた。」
時間にして約10秒。
抜歯された親知らずを見せてもらいましたが、特に黒いところが見当たらず素人目では虫歯かどうかわからなかったのですが、長年連れ添った歯とお別れすることを考え少し感傷に浸ってしまいました。
歯から血が出ているのでガーゼをしばらく噛むように言われ、30分おきにガーゼを取り替えるように2枚余分にガーゼをもらいました。当日の注意事項としては以下の通り指示されました。
痛み止と、抗生物質を処方されました。約1時間程で麻酔が切れ、歯が痛み出しましたが、虫歯の痛さに比べればたいしたことはありません。痛み止とめはいつ飲んでも良いとのことなので、それを飲めばすぐ痛みは引きました。
当日1番大変だったのが食事です。抜歯してない、片方の奥歯だけで食事するので、食べるスピードが遅くなるのと、飲み込む時に唾液が抜歯した部分に当たり、微かに痛むことでした。
3日後に再度、歯医者に行き消毒してもらい治療は完了です。費用も3000円程度で済みます。それにしてもびっくりしたのが歯医者の変わりようです。20年振り位に歯医者に行ったのですが、専用の台座に座って先生を待っている間に美容院みたいに雑誌を勧めてくれたり、台座1つ1つにディスプレイも備え付けられており、それでテレビも見ることができます。ここは本当に歯医者か?と一瞬思えてしまうほど歯医者のイメージが一変しました。
歯はいつ痛むか分りません。定期的に歯の検診にいくことをお勧めします。親知らずの虫歯は本当に地獄ですよ。
講談社
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